今回は、
「品詞の一覧と、品詞の英語名」
について解説します。
目次
『DMM英会話』の授業でよく指摘される
DMM英会話の授業を受けているとよく、
「Add one word, “アジャクティブ”」
などと指摘を受ける時があります。
初めは「アジャクティブ?なんのこと?」と思っていましたが、よく聞いてみると品詞が不足していたんですね。
それっぽい文章では言えていたものの、品詞が足りず、文法的に間違っていたのです。
ただ、品詞が足りていないのは理解できましたが、
「品詞の英語名」がわからなかったため、文章にどんな品詞を加えればいいのか迷ってしまっていました。
私が特に指摘を受けるのは、
「Add one word, “article”(アーティキャル)」
なのですが、
「アーティキャルってどんな単語があるんだっけ?」
となってしまっていたわけです。
皆さんの中にも、「“副詞”と”形容詞”の違い」や「形容詞の代表的な単語を挙げてみてよ」と改めて言われたときに、困ってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも「品詞」ってなに?
品詞とは簡単に言ってしまうと、単語の働きに応じて分類分けしたものです。
品詞の一覧
品詞は主に以下の10種類に分類することができます。
- 名詞(noun)
- 冠詞(article)
- 代名詞(pronoun)
- 形容詞(adjective)
- 副詞(adverb)
- 動詞(verb)
- 助動詞(auxiliary verb)
- 前置詞(Preposition)
- 接続詞
- 間投詞
各品詞の説明
各品詞の働きや特徴、そして代表的な単語は以下の通りです。
①名詞(noun)
「名詞」を英語で言うと『noun』です。
名詞とは、「人や物、事の名前を表すもの」です。
例えば、「man」,「woman」,「house」,「cat」といった単語が名詞です。
②冠詞(article)
「冠詞」を英語で言うと『article』です。
冠詞とは、「名詞の前におかれて、そのものが不特定なものなのか、特定なものなのかを表すもの」です。
a/an(不特定), the(特定)
③代名詞(pronoun)
「代名詞」を英語で言うと『pronoun』です。
代名詞とは、「名詞の代わりをするもの」です。
例えば、「I」,「me」,「you」,「him」,「them」,「this」,「that」などの単語が代名詞です。
④形容詞(adjective)
「形容詞」を英語で言うと『adjective』です。
形容詞とは、「人や物事などの状態を表すもの」です。
例えば、「right」,「happy」,「young」,「old」,「many」,「few」,「cold」などの単語が形容詞です。
⑤副詞(adverb)
「副詞」を英語で言うと『adverb』です。
副詞とは、「動詞や形容詞等を修飾し、様態を表すもの」です。
例えば、「softly」,「there」,「always」,「tomorrow」,「very」などの単語が副詞です。
⑥動詞(verb)
話し手の行動を表すもの。
be, have, like, walk, work, go など
⑦助動詞(auxiliary verb)
動詞と組み合わせて、話し手の行動や判断を表すもの。
can, may, must, will など
⑧前置詞(Preposition)
名詞や代名詞の前に置かれるもの。
at, by, for, on, など
⑨接続詞
語と語や、語句と語句をつなぐもの。
and, but, or, because, when, that など
⑩間投詞
話し手の感情を表すもの。
ah, oh, oops など