メリットとは違う！オンライン英会話に”向いている人”の4つのポイント

では今回は、「オンライン英会話に“向いている人”と”向いていない人”のポイント」についてご説明します。

▼前回記事：「オンライン英会話の”メリット”と”デメリット”」

 

 

オンライン英会話に向いている人の4つのポイント

 

“メリット”と”向いている人のポイント”って何が違うの？

「”メリット”と”デメリット”」って、「”向いている”か”向いていない”」と同じ意味じゃないの？

とお思いになる方もいらっしゃると思います。

確かに、オンライン英会話のメリットが、この記事を読んで下さっている”その人”にとってのメリットと合致すれば、「自分はオンライン英会話で得るものが大きい = “向いている”」と捉えることもできます。その逆も同じですよね。

 

しかし、それだけのポイントでいざやってみると、

「あれ？何かが違う。」

「書かれていたメリットは確かにその通りなんだけど、イメージしていたものとは違う。」

「このまま続ければ英語力は向上するかもしれないけれど、自分には向いていないのかもしれない。」

という点が、人によっては途中で出てくることでしょう。

 

まさにこれが、「”メリット”と”デメリット”」と「”向いている”か”向いていない”」の違いなのです。

いくらメリットが大きくても、

自分に合っていなければ辛い道のりとなり、結果的に継続できない

ものになってしまいます。

 

では、この「何かが違う。自分には向いていないのかもしれない」というポイントは何なのでしょう。

これから具体的な「オンライン英会話に”向いている人”と”向いていない人”のポイント」についてご説明していきます。

 

ただし、以下のポイントに当てはまらなかったからといって、オンライン英会話はやめた方が方がいい、と言いたいわけでは決してありませんし、脅かしたいわけでもありません。

この記事を書いた目的と理由は最後にお話ししますので、途中でオンライン英会話を挑戦することを諦めることはやめてくださいね！

 

“向いている人”の4つのポイントの詳細

では、1つずつ詳しく説明していきます。

 

ポイント①
オンライン英会話では、文法より会話（スピーキング・リスニング）を学ぶことを目的としている

向いている人

「”英会話”だから、会話をすることがメインで、”スピーキング力”と”リスニング力”を高めることが目的だから当たり前じゃない？」

と考えている方はオンライン英会話に向いていると思います。

 

少し見当が必要な方

一方、”スピーキング力”と”リスニング力”に加えて、

「”英文法”も十分に身に付けることができるんでしょ？」

とお考えの方は、もしかするとイメージと実際の授業には少しギャップがあるかもしれません。

通常の英会話（駅前などのスクールに通う形式）では、日本語の話せる先生が多いので、文法についても詳しく、かつ日本語の文章を交えて解説してくれることでしょう。

しかし、「オンライン英会話の”メリット”と”デメリット”」の記事でもご説明しましたが、オンライン英会話の場合は、日本語を話せる先生が少ないのです。

もちろん教材は、中学生の最初に習うレベル（例えば、「I have a apple.」）から用意されています。

ただ、なぜこの文法なのか、意味は同じなのになぜ2種類の英文を作ることができるのか、といった内容は私の経験上、説明してくれる先生はごく少数でした。（もちろん説明してれくる先生もいますよ！）

 

ですので、

オンライン英会話は”スピーキング力”と”リスニング力”を高めることを目的として、

“文法”は別教材を使って自身で学習する。

といったイメージをあらかじめ持っていた方が、ご自身のゴールイメージとのギャップが小さくなると思います。

 

 

ポイント②
気になったことは質問することができる

ポイント①でもご説明しましたが、オンライン英会話の先生は、日本語を話せる方が少ないです。

ですので、基本的に気になったことは英語で質問することになりますし、解説も英語で返ってきます。

 

向いている人

そういった状況でも、

「緊張するけど、自身の知っている英単語や英文を使って、まずは質問してみよう」

と思える方は、オンライン英会話に向いていると思います。

 

さて、少し先の話かもしれませんが、あなたがオンライン英会話の授業を受けている時のイメージをしてみてください。

授業中、何か気になったことがあった時、

「なんて英語で質問すればいいのだろう？　うまく伝わらなかったらどうしよう…」

「もし質問が伝わったとしても、英語で回答を言われても聞き取れなかったらどうしよう…」

と心配になるのではないでしょうか。

これは大半の方が心配することだと思いますので安心してください。私もそうでした。

こういった時は、まずは質問してみてください。

知っている単語やジェスチャーでもいいんです。

先生の言っていることが聞き取れなかったら、

“もう一度聞いてみる”

“英文をメッセージで送ってもらう”

などすればいいのです。

 

どれだけ遠回りになってもいいのです。

ひとまず質問をしてみて、時間がかかっても、完全に理解できなくても、少しの”理解した”という経験を積み重ねていくことで、英会話のスキルは高まっていくと思います。

また、質問と回答を聞くことを繰り返すことは、”スピーキング力”と”リスニング力”の向上に重要な役割を果たすと思いますよ。

 

少し見当が必要な方

一方で、気になったことを解決するやりとりにおいて、言葉が通じないことが非常にストレスに感じてしまい、気になったことは日本語で質問して理解したい、と思う方ももちろんいらっしゃると思います。

これも人それぞれ。良い、悪いはないのです。

こういった方は、無理にオンライン英会話で英語を学ぶよりも、スクール型の英会話教室に通った方が英語のスキル向上が早いかもしれません。

 

 

ポイント③
気になったことがあってそのレッスンで解決できなくても、ストレスに感じない

向いている人

これもポイント②に通ずることですね。

日本語で質問することや、質問に対する回答を日本語で聞くことが出来ないので、気になったことや疑問点を完全に解決できないことも時にはあるでしょう。

そういった時にあまりストレスに感じず、「後で自分で調べてみよう」、「また今度聞いてみよう」と考えることが出来る方は、オンライン英会話に向いていると思います。

もちろん結果的には疑問を解決させることは必要ですよ。

 

少し見当が必要な方

一方で、

気になったことや疑問点はそのレッスン中に完全に理解をしたい

お金を払っているのだから疑問をすべて解決するために教えてほしい

とお考えの方もいらっしゃると思います。

そういった方は、もしかしたらオンライン英会話ではストレスを感じることが多くなってしまう可能性があります。

 

 

ポイント④
レッスン毎に先生が変わっても気にならない

オンライン英会話は、レッスン毎に先生を自身で選ぶことが出来ます。

もちろん、オンライン英会話を進めていく中で、気に入った先生を見つけ、その先生の授業を受け続けることが私は理想だと考えています。

ただ、人気のある先生の場合、狙った時間の予約を取ることができないことが時々あります。
そういった時はやむを得ず他の先生を探して授業を受けることになります。

また、自身が気に入った先生を見つけるまでは、異なる先生と毎レッスン受けることになります。

 

向いている人

このように、レッスン毎に違う先生の授業を受けることは決して少なくないのです。

毎回先生が変わるということは、「はじめまして。」と自己紹介をしてから、『この先生はどういう人なのかな…』、『話し方とか話すスピードは私に合っているかな？』と少し身構えてしまうことってありますよね。

「特に気にならない」、もしくは「ストレスを少し感じてしまうものの、英語を身に付けたいからなんとか頑張ろう」と考えられる方はオンライン英会話に向いていると思います。

 

少し見当が必要な方

一方で、「人見知りで、初めての人と話す時は緊張してしまう」という方も多くいらっしゃるでしょう。

私も人見知りなので、こういった方の気持ちは非常によくわかります。

もしかしたら、こういった方にとってオンライン英会話は、ストレスを感じてしまうことが時々あるかもしれません。

 

ただ、あなたが英語で話す相手は毎回同じなのでしょうか。

「海外旅行で英語を話したい」という目的を持っている方や、「海外の友人をたくさん作りたい」という方も中にはいらっしゃることでしょう。

そういった方は、毎回同じ相手と話すわけではないですよね。

ですので、「はじめまして」と会話が始まって、自己紹介をしながら、『この人はどういう性格なのだろう…』と考えるやりとりも、英会話で学ぶことのできる重要な機会だと思いますよ！

 

筆者からのひとこと

いかがでしたでしょうか。

私は、「オンライン英会話は安くて手軽に英語の授業を受けられるよ。」という友人の一言から、オンライン英会話に関するメリットを簡単に調べただけで、ひとまず始めてみました。

ですので、メリットはある程度理解していたものの、上記に書いたようなギャップが私自身の中にあったのです。

時にはそのギャップに悩み、英語力は身に付けたい気持ちは持っていたものの、

「オンライン英会話は辞めたい」

と思うこともありました。

ただ、続けることで見えてきたものもあるのです。

 

たった一部分の”自身とオンライン英会話のマッチしない点”のせいで『英会話を苦手』と感じてしまい、せっかく「英会話を学びたい」と考えている気持ちが途中で消えてしまうことが私は非常に残念だと思うのです。

この記事を読んで頂いて、「やっぱりオンライン英会話に私は向いていない」とお考えの方は、無理にオンライン英会話を始める必要はないと思っています。

ただ、英語を学ぶことはぜひ挑戦してもらいたいと思います。

通常の英会話（駅前などのスクールに通う形式）に通うのもいいと思いますし、通常の英会話で少し力をつけてからオンライン英会話を始めることでも私は非常に有効的だと思います。

私の経験が、英語を勉強しようと思っている皆様のお役に立てばうれしいです。